CPAP療法
CPAP療法は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療のゴールドスタンダードです。閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方は、CPAP療法を試すことで、より良い睡眠を体験し、より多くのエネルギーを感じることができます。
CPAP療法とは
CPAPとは「Continuous Positive Airway Pressure(持続的気道陽圧)」の略です。
睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、医師からCPAP装置の使用を勧められることがあります。
CPAP装置は30年以上にわたって睡眠時無呼吸症候群の治療に使用されています1。
CPAP療法のために連携する4つの製品:
装置
CPAP装置は、モーターで肺に送る空気の流れを作ります。多くのCPAP装置はヒーターと水チャンバーを内蔵していて、お使いの方が快適に呼吸できるよう空気も加温·加湿されます。
マスク
顔に装着するマスクには、さまざまなサイズや形があり、ご自分に合ったものを選ぶことが大切です。
アクセサリー
CPAP装置とマスクをつなぐチューブにはヒーターが内蔵されており、加熱·加湿された空気が内部で凝縮するのを防ぎます。
睡眠管理アプリ
お使いのCPAP装置と連動し、毎日の睡眠状況を簡単に確認することができるアプリを使うことで、睡眠の質をよりよくすることができます。
CPAP 装置
CPAP 装置はチューブからマスクへ、そして肺へと押し出される空気の流れを作り出します。医師と相談して自分のニーズに合ったタイプを見つけましょう。
CPAP マスク
CPAPマスクは、ソフトスリーブ、クッション、ヘッドギアの3つのパーツから構成されています。マスクには、フルフェイスマスク、鼻マスク、鼻ピローマスクの3つの種類があります。正しいマスクを見つけることは、治療をより快適にし、成功に導くことができるので、自分に合ったマスクを見つけることが重要です。
CPAPマスクを選ぶときは、ご自分の顔の形、髭の有無、閉所恐怖症かどうかなどを考慮しましょう。
アクセサリー
CPAPの治療を快適かつ効果的に行うためには、3つのアクセサリーが必要です。エアフィルター、加湿器(水チャンバー)、エアチューブ(CPAPマシンとマスクをつなぐホース)です。
myAir™ アプリ
myAirは毎日の睡眠状況をスコア化するので起きたときに一目で確認できます。他にも使い方ガイドや動画、治療データに基づいたアドバイスも提供しています。
より良い目覚
めと、いきい
きとした毎日
のために。
CPAP療法のメリットとは
睡眠時無呼吸症候群の人がCPAP療法を続けると、様々なメリットがあります。2
睡眠時無呼吸の人が効果的なCPAP療法を受けると、睡眠をしっかりと取れるようになり、起床時の気分が良くなる、日中をいきいきと過ごせるようになる、事故のリスクが低下する、性欲が改善する3といったメリットがあると言われています。それらの効果を得るためには、CPAP装置を毎晩欠かさず、また、できるだけ長時間使用することが推奨されています。またいびきを軽減することで、ベッドパートナーの睡眠環境を改善します。3
CPAP療法の効果とは
CPAP療法は1981年以来、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられてきました。複数の臨床研究において、夜間、昼間、長期にわたる健康上の有益性が証明されています4。
なかなか慣れない場合
CPAP療法による主な副作用として、マスクによる皮膚の炎症、ドライアイ、鼻づまり、気道の乾燥などが挙げられます。ほとんどの人は、CPAP療法で最も難しいのは使い方に慣れることだと言うでしょう。CPAPに慣れるには時間と忍耐が必要ですが、一晩中CPAPを使用すれば、2週間以内には効果を実感し始めるはずでしょう5。
大切なのは諦めないことです。以下では、治療を多少なりとも快適に進めるためのポイントをご紹介します。
マスクやストラップを別の種類に変えてみたり、移動に対応した装置を使うなどの小さな調整をするだけでも、快適さに差が出ることがあります。またかかりつけ医や在宅医療会社に装置やマスクを調整してもらうと、快適に使用できるようになる場合があります。
CPAPに関するFAQ
詳しく見る参考資料
Source: https://www.resmed.com/au/dam/documents/articles/clinical_newsletter/resmedica14.pdf accessed 7 August 2019.
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Source: https://www.resmed.com/au/dam/documents/articles/clinical_newsletter/resmedica14.pdf accessed 7 August 2019.
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Source: http://sleepeducation.org/essentials-in-sleep/cpap/benefits Accessed 12 June 2019.
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Source: Fatureto-Borges F et al. Integr Blood Press Control. 2016; 9: 43–47.
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Source: Tingting, X et al. 2017.European Archives of Oto-Rhino-Laryngology, 275(2), 335–346.
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Source: https://www.sleepfoundation.org/cpap Accessed 12 June 2019.
目覚める、最高なジブン。
オーストラリアで1981年に創業、現在は日本を含めた140か国以上でユーザーと社会に貢献しています。レスメド(ResMed)のデジタルヘルス技術とクラウド接続型医療機器は、睡眠時無呼吸症候群、COPD、その他の慢性疾患を持つ人々がより健康で質の高い生活を送れるよう、自宅での治療を可能にする革新的なソリューションを開発しています。
特に創業のきっかけでもある睡眠時無呼吸症候群に関しては、幅広い人々にご自身やご家族の睡眠時無呼吸症候群に気づき、快眠につなげていただける機会を提供しています。